防音カーテンで快適睡眠！オススメのカーテンはこれ！

防音カーテンってどんなカーテン？

窓の外から聞こえる話し声や車の音、向かいの家から響いてくるピアノの音……

そんな周りの「音」で睡眠が妨害されてしまう、そんな経験がある方はいらっしゃいますか？

マンションや住宅地など、庭もなく密集した家屋が多くなっている現代では、それに比例して騒音公害も数を増やしていると言います。

特に、昼間であれば気にならない音であっても、静かな夜だと気になってしまうこともありますよね。

そんな静かな夜に気になる音をどうにかしたいとお考えの方におすすめなのが「防音カーテン」です。

「防音カーテンって、普通のドレープカーテンと何か違うの？」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

防音カーテンとはその名のとおり、音を遮る効果が高いカーテンのこと。

音を遮る仕組みには大きく2つ「遮音」と「吸音」があります。

1つ目の「遮音」は音を遮断する効果で、物理的に音の振動を止めることです。そのため、遮音の効果は壁となるものが厚く密度があるほど効果が高くなります。

2つ目の「吸音」は音を吸収する効果で、柔らかいものが音の振動を吸収することで音を遮ります。そのため、布のように柔らかいもので効果が高く、生地が厚いほど効果があります。

そのため、金属板のような素材を2重、3重に重ねて遮音に特化した防音カーテンも存在しますが、そのような防音カーテンは高価ですし、そこまでしっかりした防音カーテンはいらない、という方も少なくないはずです。

そのような方には1級遮光カーテンなど裏地にアクリルコーティングを施したカーテンがおすすめです。

この裏地アクリルコーティングのカーテンはドレープ生地に固めのコーティング層を重ねているため、空気の振動が伝わりにくくなる遮音効果が高くなり、通常のドレープカーテンよりも遮音効果が得られるのです。

「でも、防音カーテンって本当に効果があるの？」そう疑問に思っている方も少なくないはずです。

結論から言えば、防音カーテンは外からの音を軽減するものであり、すべての音を遮音することはできません。

また、防音カーテンが覆えていない隙間から入ってくる音や、壁などから直接伝わってくる音については遮音することができないことに注意が必要です。

そのため、マンションのように上下左右の部屋から壁を伝わって入ってくる音に対しては効果がありません。

しかしながら、もちろん防音カーテンにも十分な遮音効果があります。

防音カーテンで得られる遮音効果は音によって異なり、ピアノのような高音は遮音されやすく半分程度まで音を軽減することができますので、ピアノやバイオリンのような楽器を演奏したい部屋の窓には防音カーテンが有効なのです。

この防音カーテンの遮音効果を最大限に活かすためには、窓のサイズに丁度いい防音カーテンを使う必要があります。

防音カーテンが窓よりも小さすぎると窓とカーテンの間に隙間ができて音が漏れてしまいますので、窓を覆うような少し大きめの防音カーテンを使うと窓を行き来する音をカバーすることができます。

また、カーテンボックスのような窓とカーテンの隙間を減らすグッズを使うのも遮音効果を高めるために非常に効果的です。